NHK教育の世界

老師はNHKマニアだ。

NHK教育が特に良い。
NHK教育と言うとどうだろう堅苦しいイメージがあるのではないか?
とんでもない!
変なバラエティーより面白い番組が、こっそりある。

視聴方法としては、番組内容より出演者と演出を見ると分かりやすい。

視点・論点

テキスト版はこちら→外部リンク うしとみしよぞ より
実際、老師も深夜に見てツボだった。
こういう事がよくあるから、NHK教育は止められない。

ピタゴラスイッチも、お勧めだ。
とってもシュールである。

NHK高校講座情報Aもなかなかネット関連の例が変で良い。

趣味悠々は講師陣の特異さが、ほほえましく面白い。


どうだろう、この異空間さは!他には無いのではないか?

お勧め!

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Zガンダム劇場版第三部「星の鼓動は愛」レビュー 評価:普通

さて、いよいよ最終章となった。

早速見てきた。

人の入りは、普通である。

概要

結論から言おう。ダカールは無い。
トップスピードジェットのようだ。
宇宙のみで完結している。

メカ描写もしっかりしており
なかなか良い(微妙にアップが多すぎるかも)

第二部以上第一部以下と言ったところか。普通である。

ほとんどZガンダムIII 「星の鼓動は愛」期待文で述べた、あらすじ通りであった(ただし宇宙のみ ロザミアはカット)。

関連記事:「ZガンダムIII 「星の鼓動は愛」期待文」

良い点
TV版ではカットだった見たいシーンを高画質画像で補完しているのは良かった。
(シロッコと秘書との会話後、ゼダンの門内部がいい感じに見えたのは良い)
また展開を宇宙に絞ったため第二部感想で指摘した”なんだか分からないが凄い感”は表現できている。

TV版でサラはヘルメットをしているのにヘルメットの上から少し叩かれただけで気絶するヘンテコ描写が
多くあったが、うまく修正されている。

セイラの声は以前録音したものを使用ということで無難。
ミネバの声は何か幼い感じで痛々しくて微妙。

カミーユはシロッコに幽霊を押しつけて今回は精神崩壊を免れる。よって後味は悪くない。

また戦闘終了後、集結しないエウーゴ艦隊、ティターンズ、エウーゴ問わず吸収する
ジオン軍の描写もある。それぞれ、ブライト、ハマーンの新描写で表現されており良い。


悪い点
ラストシーンでのカミーユ、ファの語らいをサエグサが実況中継する意味がわからない。
なぜこんなに長いのか?もう少し短くて良い。


カミーユが精神崩壊しないままなので
劇場版Zガンダムは
ZZガンダムに続かない浮いた話となった(ZZでは精神崩壊したカミーユが出る)。

「逆襲のシャア」に続くシャアの動機も明かされなかった。
(ダカール演説が無いので代わりにシャアの思想が出るものが欲しい)
またミネバ・ザビの救出の謎も明かされなかった。

商売心が出てしまったとは監督の弁だが、良い作品制作姿勢ではない。
これにより第一部のような痛快さは無くなってしまった(こう繋がるのか!という物)。


また第二部でロザミアが脱出する描写があったが、第三部の最後には幽霊で
出現。それなら第二部の脱出シーンは不要ではないか?

サラの声優も第三部で変更になった。これでは最初から水谷で良いではないか?
キャスティングミスを証明している。
幽霊の場面だけでもオリジナルキャストに戻して欲しかった(そうすると痛快だった)。

この辺りも、ちぐはぐである。


ハリウッドでは最近、良い編集者を選ぶことが重要になっているとのこと。
富野氏も良い編集技術を持った人材を今後活用すべきだ。


第三部全体
作品自体は、盛り上がりもあり普通である。ただ話の核であるコロニーレーザーの発射前威力描写が無いので
何故そんなに、みんな必死なのか今一歩感情移入が出来にくい(マニアなら初代ガンダムのコロニーレーザーは試作品であるのにZ版完成コロニーレーザーの違いが分からない。もちろん一般人にもコロニーレーザーの説明が無ければ、あっけにとられてしまう)。


総括として、
全3部作を通すとそれなりに見られる。しかし第二部の問題点を盛り返すほどではなかった。
それほど第二部は欠点が多いことが明白になった。
加えてキャスティングが興行的に、いかに重要か、良い編集者を付けることも
完成度を上げるために重要か、はっきり証明した作品であった。

今後の日本アニメの底上げのため、作者の権利関連、キャスティングについても
コントロールできる会社を作者は作る必要がある見本だ。


ガンダムを代表とされるアニメ界今後
富野氏やこれからアニメを作る人は作家性のみならず、自らの権利を保護する会社設立、良い編集者との協力、今後のアニメ界のための仕組み(技術製作会社、基金)を考えないといけない(結果的に作品が悪くなる)。

政府や自治体は、間違った方向の盛り立てに必死だが現場は悲惨だ(参考記事:浜野保樹の「日本発のマンガ・アニメの行方」内「日本のアニメータは、どれほど貧しいか」)。現場を盛り立てない動きはアニメ界を育てない。

広島も国際アニメーションフェスティバルも重要だが
このような日本のアニメ製作現場、製作従事者を税制優遇誘致すれば、より良く発展できるはずである。

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ZガンダムIII 「星の鼓動は愛」期待文

老師です。

劇場版 機動戦士ZガンダムIII 「星の鼓動は愛」の期待文を書きたい。

当時の印象

32話から50話まで後半部の話であるが
色々唐突であり、ごちゃごちゃして分かりにくかった。
主要キャラクターがあっさりゴミのように死んでいくので
ショックをカミーユと共有というより
あっけにとられた感じだった。

キャラでは
ロザミアが、「お兄ちゃん」とか言い泣いたり叫んだりで
引いた印象がある。

最後にはカミーユが精神崩壊。
「あ、あれは彗星かな」は今ではSDガンダム等でギャグになってるが、
当時は「は?」という感じで、こちらもポカーンと呆然となってしまった。
(であるからSDガンダムのカミーユは目の中が彗星で少しヨダレを垂らしている)

戦争の最後が、どうなったのかも画面からは語られないのである。

またこの後、「逆襲のシャア」でシャアは隕石落としを決行するのだが
このあたりの心の移り変わりがいまいち理解できにくい。

地球環境の汚染を考えず!とZではジャミトフを怒っていたシャア。
そんなシャアをカミーユは”あなたを信じますから”と言っていたのである。
(この後「新しい時代を作るのは老人ではない!」のZシャアの名言に繋がる)

またミネバを、この時点で救ったらしいが
よく分からない。ZZのミネバは影武者ということになっている。
ガンダム最大の謎です。

期待文

まとめ作業は富野監督、バンダイが
「逆襲のシャア」をどうしたいのかによって異なる。

私は生かす方向で行って欲しい(当時、あまり感動しなかったが)。

よってシャアが隕石落としに走るくらい
「心底 地球の出資者、高官が嫌いになる」理由付け必要。
また
アムロが「それはエゴだよ」
と言いたくなりシャアと対決し地球を守る道筋がなければいけない。

重要なカット

地球に下りたシャアがアムロのディジェに乗せてもらう時

シャア”君に乗せてもらって助かる 今のままでは落とされる”
アムロ”迷うことは無いはずだ。君しか今のエゥーゴを率いる人はいないのだから”
シャア”自分の運命も決められない男がか?”
アムロ”大衆は常に英雄を求めている”
シャア”自分に道化を演じろということか…”
アムロ”あなたに舞台が回って来ただけだシナリオを書き換えたわけじゃない”
シャア”アムロ…”
アムロ”人は変わっていくものだろ”

これは抜かせないだろう。

流れ

ダカール演説とミネバ救出と逆シャアへの流れを
うまくまとめていることが重要。
また核となるコロニーとコロニーレーザーの丁寧な説明描写。

ミネバ(この時点で本物)会見→失敗。
シャアはザビ家を復興させる気は無い。
キャスバルであると告白。

シロッコとハマーン会見。

*シロッコ+ザビ家 対 エゥーゴ

劣勢になり
ヤザンの海蛇攻撃で百式地球に落下。
レコア撃破。裏切り。

シャア、カミーユ。
キリマンジャロへ。

先日も書いたが

関連記事:Zは初代ガンダムの逆である

キリマンジャロは
初代のゲルググ←→ガンダム
Zのディジェ←→百式
の対比となる。
これはカミーユが一時的にティターンズの制服を着ることでも明らかである。
(人は忘れて同じ過ちを繰り返す警告)

そしてダカール。
初代ガンダムではシャアとして隠れてザビ家内部から変えようとしたが
今回はキャスバルとして表に出て変えようとする。
(人は忘れず前回と違う方法で前に進まなければならない)


「グリプス始動」で描写される
コロニーの説明とコロニーレーザーの威力を丁寧に挿入。

「湖畔」のジャミトフとバスクの”条約は破られるものだ”の会話
シロッコと秘書の”レコアは依存心が強い女だ”の会話。
シロッコのレコアに対して”エゥーゴで強い女を演じるしかなかった、エゥーゴの男たちは分からない”

逆シャアに繋がるシャアの悪いところを出すなら
レコアの語る”高いところから見下している””自分を中心に回ると思っている”
という言葉を加える。

メラニー会長とハマーンとの会見。

*(シロッコ)+エゥーゴ+ザビ家 対 ティターンズ

シャア”ミネバ様のバイオリンを聞くと心が楽になりました”
ミネバ”サイド2はシャングリラのようなところと聞く”
挿入。

ゼダンの門攻撃。

ジャミトフ死亡。


ジェリド死亡。(マウアーの幻影を出す。地球に魂を引かれている説明。
あれだけ言っても分からなかった。しかしマウアーは許す。ライラはカミーユへ)

(老師案)カイにニュータイプは戦後、アムロのように危険人物として隔離される
可能性ありと説明を受ける。
シャアがスウィート・ウォータで独自軍設立の情報。
どちらについても利用される。


*シロッコ 対 ザビ家 対 エゥーゴ


カミーユ、Zガンダムに搭載されている
試験用バイオセンサーのリミッターを切る。

ティターンズ正規軍残党になったバスク、ロザミア投入。

ロザミアが「お兄ちゃん」と言い写真を見せる事で
バイオセンサーの影響も含めて現実なのか空想なのか分からなくなる。(電気羊風)

ロザミア死亡、バスク死亡。

「(シャアに)あなたを信じますから(逆の意味になる)」「まだすることがあるでしょう!」

ミネバ救う(シャア)。シャングリラへ。

シロッコ倒す。

精神崩壊風。

カミーユ日記に、擬似的にバイオセンサーで精神異常になる件
救って欲しい件を書く。(精神異常で隔離から逃げる)
ファ見つける。

カイ、後日談を語る。
ロンドベルへティターンズの元出資者が加わる。


セイラと一緒にいる子供はミネバではないか?


シャアはスウィート・ウォーターで独自軍設立。


カミーユは精神病と偽り
ファと幸せに暮らしましたとさ。

終了。

こんな流れだろうか?

スパイス

カイについて
ミハルの子供たちを引き取っているとか
仕事に協力しているとか
そういう描写が欲しいですね。
(そうすると初代からのファンが、とても救われます)


声優変更

今回も
声優交代があるらしいが

期待としては
・やはりフォウ役の島津さん復帰でしょうか?
・または切れたロザミア復活でしょうか?
・またはサラの水谷さん復活か?

本命としては
・ミネバ(ガンダム最大の謎キャラです。
私はリナだと読んでいるのですが、すると声優が
エマさんと同じになるはず)

・セイラ(こちらは声優さんが先日亡くなられたので相応しい人なら変更は可。
しかし、Z収録時も日本に不在だったりとセイラはZに縁が無い様子
TV版通り無言でいいのではないか?)


終わりに

二部が最低だったので三部で何とか取り戻して欲しい。
期待を上回っていることを望む。

関連記事:「Zガンダム劇場版第三部「星の鼓動は愛」レビュー 評価:普通」

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Zガンダム劇場版Ⅱ「恋人たち」改善案

老師です。

レビューだけでは書き足りないので
Zガンダム劇場版「恋人たち」改善案を書きたい。


カツ"綺麗な複葉機だな"→ベルトーチカ着艦→即アムロが受け止めるところでカット
→見た感じ普通の人ね(”すみませんね”は無し)→
石鹸はへレンへレンでしょ(ベルトーチカはニュータイプぶってみる)感じるんだ→
→アムロ「え?」
→(調子に乗って)通りかかるシャアを見て”あの人好戦的な人なんじゃない”
→”本質的にやさしい人だ”で外に出る。(少し気分を害す)

ここでシャアを追いかけアムロのエレベータ内でララアの話。

追加新シーン(老師案):強化人間について
       シャア「君はニュータイプ研究所は知っているか」 
       アムロ「いや」
       シャア「ララアを人工的に作るんだとさ」
       アムロ「…」

重ねるようにロザミアのシーン
 ロザミア "空が落ちてくる夢を見るのです"
 ブラン"エゥーゴもそこまではしない 大丈夫だ"
 ブラン「強化されすぎたのか(独り言)」
 ロザミアが震える手を見つめるシーン 
 (以上で十分)

アウドムラ

新シーン(老師案)
アムロ「艦長。リックディアス調子がいいようだ。これならやれる。」
 OP:ニュータイプ研究所がティターンズ側に回ったようです。
ハヤト「あれは強化人間だったのだな。だが強化人間だろうと何だろうと
こちらには本物のニュータイプがいる。アムロ?」

強化人間と聞いてララアを連想し怖がるアムロ。

ここで
ベルトーチカの”今まで戦おうとしていた人が怖がっている”のシーン。
 
そして去ろうとしたアムロに
”男を奮い立たせることもある”
”同情ならいい”のシーン。
”立ち止まってる暇は無い”で唐突なシーンでの説明。

そして戦闘。

これは劇場版ぐらいの編集でよい。
ただ「カミーユ君。女の強化人間には気をつけろ。」と
アッシマーに対しては圧倒的でも
強化人間には自分でもどうしたらよいのか分からない
描写を入れること。

シャア・カツの描写はそのままでOK。
シャトル脱出。


サイコガンダム登場。
もっとスードリがサイコガンダムの重みで沈む描写必要。

重みでウッダー「うっ。ニュータイプ研のサイコガンダムか!いい援軍だ。」
フォウの登場は後姿でウッダーに敬礼するまでの短い時間で十分。
(正体不明にする)

ホンコンは基本的に劇場版の描写でOK。

ミライ"夫と離れていても夫婦は分かり合えるものなのよ" の説明描写を
加える。
    
フォウは謎のスパイ風でよい。

アムロにフォウの話。
”危険だ”
(ベルトーチカの画面はカット)
その後、カミーユへミライからアムロとララア
”ろくに顔を合わしていなかったのに決定的に運命を変えた人”の話。
これで短くても分かり合える説明になる。

劇場版のままのシンデレラフォウの圧縮描写。

そしてカミーユがMk2でサイコガンダムに触れ
「コイツは」とフォウがサイコガンダムの正式なパイロットと気づいた時、
(アムロの警告と同じ状況と気づく)
正面でフォウがウッダーに敬礼する場面を入れる。アムロも走馬灯のように感じる。

後は、もっとホンコンの町が壊れる描写とサイコガンダムの精密描写があればよい。

追撃部分はOK。
カミーユ空に上がる。


ジェリド、マウアー:
ここで、いきなりマーク2を襲う。

Z登場。

”当面の目標はアポロ作戦だ”でジェリド、マウアー去る。


アポロ作戦

マウアー"私、あなたと同じ艦になれて嬉しかった。分かる"のシーン。
"シロッコは何を考えている分からない"(心配なのでついてきた雰囲気に変える)
(ガディに呼ばれて~はシロッコに呼ばれて~に変える)

出撃:
マウアー"ジェリドを当て馬に使うのか!"
シロッコ"放っておけ"(悪そうな顔)

新シーン(老師案):
シロッコ「見える。Zだ。左舷40度砲撃狙え!」

ジェリドをかばおうと
シロッコのドゴスギア砲撃とカミーユの攻撃に挟まれて
マウアー死亡。(ジェリド特攻の場面とムーンアタックの画面は合成しやすいはず)

カミーユ"何だこの不愉快さは"
ドゴスギア、フォンブラウン突撃。艦の詳細描写。

ナレーション"月を制した者は宇宙を制すと言われた"

新シーン(老師案)
シロッコとアナハイムの幹部が擦り寄ってくる場面。
アナハイム「我々のモビルスーツ開発能力を必要とされていませんか」
シロッコ「ジュピトリスで開発できる。汚れたモビルスーツは不要だ。
しかし生産能力は必要だ。」
にやりと協力。


ナレーション(老師案):「ティターンズ占領下のフォンブラウンにカミーユは潜入していた」
カミーユ潜入(マウアーの場面はうまくカット)

新シーン(老師案)
シロッコとサラに出会う。食事に誘われる。正体は明かさない。
「ハンバーガ屋でティターンズにスカウトの話」
"戦後は女性が支配すると思う、ジャミトフは地球を汚染することで人類を
宇宙に上げようとしている。"(もっともらしいことを言う しかしシロッコの悪い顔も見せる)


ジェリドにみつかる
「ライラもカクリコンもマウアーも、お前のせいで!」
カミーユ"あんた、そればっかりだ。"
サラ「この人がカミーユ」


 ニュース速報:フォンブラウンかグラナダにコロニーが落ちるそうです。

その隙に逃げる。

 シロッコ(老師案)「ジャマイカンめ!それでは月を制せん フォンブラウンにも動揺を与えるとなぜ分からん。
撤退だ。」

 ジャマイカン(老師案)「シロッコにだけ手柄を立てさせるか、グラナダをいただく。
こんな安くグラナダが手に入れられるとはシロッコも思いつくまい。」

ウォンさんとアナハイムの会長との会話。

サラの投降シーン
 より、説得力がある。

コロニー落とし
 これは通常通り。


そしてハーフムーンラブのカット。

新シーン(老師案):
捕まった後、
レコアにパラスアテネのスペック表を渡し
良かったらシロッコの部下にならないかと言う。
これをブライト、シャアに言い出せない描写。

子供たちとのカット。サラ脱出。

ドゴスギア捕捉。

"艦隊の機能を生かしていなかったから"とヤザン。
近距離のエゥーゴVSティターンズの大艦隊戦を映像化。
ドゴスギアの神業的弾除け描写。シロッコの指示。
ブライトの弾幕描写を出す。
ここでドゴスギアの動きに見惚れた
”ヤザンはMrk2を誘導しジャマイカンを殺す”描写。
 
メガバズーカー描写。

アクシズ登場。

シロッコ撤退。

ヤザンはシロッコと握手。

ハマーン登場。
ラストへ。

ZⅡ恋人たちは
こんな感じだと、より良かったなと思います。

第三部の期待文は、また書く予定。

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Zガンダム劇場版第二部「恋人たち」レビュー 評価:かなり悪い

老師です。

さっそく劇場版Zガンダム 第二部「恋人たち」を観てきた。

今回、ヒロインの声優変更騒動があり出足が心配されたが
やはり人が少なかった。

関連記事:劇場版Zガンダムのフォウ役を島津冴子さんに戻せ

楽々座れた。

概要

20点
盛り上がりに欠ける。
第一部の構成力は何処へやら、
第二部では、しぼんで元の富野監督に戻ってしまった。
あれはバブルだったのか?


印象
当時のZ中盤の印象はキャラクターだけである。

フォウの頭痛が痛そうで見ていられなかった。
当時、老師も病気で痛みに悩まされておりTVでもか!
と思ったものである。

アーガマを狙う狙うと言いながら何故か狙わないヤザン。
ジェリドの猪突猛進と接射でも当たらないビーム。
シロッコ、バスク、ジャマイカンの謎の撤退と手を抜く攻撃。
なぜかそれに追随するサラ、マウアーということで
全体として意味不明だった。

「どう変わっているか」

あまり変わっていない。
キャラが基本である。

謎の撤退とか手抜き攻撃は、あまりない。
第一部より細切れで、さらに各キャラの印象が薄い。

話の構成
当時
アムロ再び以降はかなり話が混沌としており
なかなか理解できなかった。


「どう変わっているか」

TV版のダイジェスト版である。
これでは混沌さも、そのままである。


老師希望のエレベータで
シャアとアムロの会話「宇宙(そら)に上がるとララアに会ってしまうと思っているだろう」
は入っており、うれしかった。波が打ちつけてくる場面もGOOD。

また希望の裏の政治的な動きも見え良い(しかし説明ナレーションが欲しい)。

ジャミトフも深く描写されており良い。まともな判断力があるようだ。
(ただの悪人では総帥にはなれないと分かる)

冨野監督の言っていたようにシャワールームに隠れるシンタ、クムを
ノーマルスーツルームに隠れるようにしたのは成功だ。
シーンを短縮できた。ここは唯一驚き納得できる。


問題点:

<ブレている話の柱(ここが重要だったのに)>
・エンターテイメントなら強烈なライバル描写が無いのが敗因だろう。

これは初代ガンダムではランバラル(グフ)、シャア(ズゴック)で保っていたが
それに相当するであろう、フォウ(サイコガンダム)、シロッコ、サラ(ドゴスギア)のねちっこい描写が
無いのが原因だ。

・ドキュメンタリー風(政争風)ならば
ナレーション、地図説明が無いのがいけない。

・恋愛映画なら微妙な会話が少ない。(多分これが本命)
例:
ベルトーチカとアムロの石鹸話(この香りヘレンへレンでしょ)。
ミライとベルトーチカの夫婦の話(夫婦は離れていても分かりあえるものなのよ)。
シロッコとサラのハンバーガー屋の話(シロッコとサラが初めて会ったのは実はハンバーガー屋 
サラ店長にハンバーガを頼むシロッコを見てみたかった 回想でも良い)。
ジェリドとマウアーの配属の話(ジェリド、私、あなたと同じ艦に配属されて嬉しかった。分かる?)。

主軸がブレている感じだ。どれかを柱に置いて欲しかった。

<描写、カット、方向のブレ>
・ベルトーチカのアウドムラ着艦に時間をとり過ぎ。
ここまで凝らなくても良かったのではないか。
(アムロとベルトーチカが石鹸の話題をする所とかリンゴをかじる場面を出して欲しかった
特にリンゴの場面はZガンダムでは歓談の場面でよく使われており
クッションになるので欲しいところだった)

・シロッコのアポロ作戦を中盤の
山場に、すべきだった。
(初代ガンダムⅡのジャブロー降下作戦並みの大規模戦闘が見られたのに)
コロニー落としと爆破は同時進行にして
パニック映画っぽくすべきだった。

・ランバラル以上に優しく道理が通っているシロッコを
描写させ表の顔をサラに見せ演じさせる。
(もっともらしい大義を言ったりサラに優しく命令する所など)

裏の顔はマウアーとカミーユに見せて欲しい。
(あからさまに悪いのがいい。”好きにさせておけ”など
ムーンアタックで一瞬見せた悪い顔が出ると良かったのではないか。
でなければカミーユがスパイでフォンブラウンに潜入した時
、遠めで見てシロッコの悪い心の声で聞こえると良い。)

・マウアーはシロッコとカミーユ両方から守ろうとして
死ぬと良い。例としてジェリドを、かませ犬として使い
シロッコの意図的(シロッコ:見える。この角度だ。右舷35度砲撃手。狙え!)な
砲撃とカミーユの攻撃に挟まれると良い。

・ジャミトフがバスクをぼやく場面があるのだが、その後には
重ねるようにバスクの場面を入れないと誰のことを言っているのか分かりにくい。

・2度もサラのアーガマ監禁描写をするなら、ノーマルスーツ固定器に取り付けられ
 レコアと二人きりになった時点で
 アナハイムエレクトロニクスの黒い部分をもっとサラに語らせるべきだ。
 その上でレコアをティターンズに誘う。

 例:「シロッコ様が設計した汚れていないMSに乗れるわ 私のポケット見て 迷っているなら
 一緒に戦わない?相応しい人を探すように言われていたの 」
 とでも言う。レコアにパラスアテネの図入りスペック表を渡す。
 それをレコアがブライトなどに言い出せない描写を付ければ一話分圧縮できたのだが。

<軽薄な恋人たち>
・恋人たちと言う割にロマンチックではない。
いきなりキスシーンばかりで恋をはぐくむ過程が無い。
これではキス友達である。

・ブライトも、うわのそらで会議中に家族のムービーを見ているのは
安い感じで良くない。
ここはTV版のように一人で見て泣いて欲しかった(悲惨な戦争後だと泣けるんだ)。

・カミーユもTV版でも、そうなのだがフォウの後すぐにファに
擦り寄るのが理解できない。
映画のような公衆の前では嫌悪感を抱かせる。


・ヘンケン艦長とエマの描写も言うなれば
セクハラ系の職権乱用の話であり、同じするなら
ブライトなどが、さりげなくエマの意見を聞いた上で
職務移動させる描写の方が良かったのではないか?


冨野監督はブレンパワードの時のような温かくデリケートな気持ちが足らない。
恋愛描写は
ブレンのように女性の脚本家に意見を聞くべきである。

<希望>
フォウは
こめかみに銃を当てられウッダーに打たれ、なおかつ
上空の輸送機スードリからゴミみたいに落ちる描写がある。

生きているだろうか?
ここはファンへスペシャルプレゼントとして生かして欲しい。

落下中にサイコガンダムに拾われ”永遠のフォウ”で第三部で甦ると良いのだが。
ここで島津さんでやるのが意味がある。
頭が痛い描写も生きてくると思われる。
(頭痛は麻薬を連想させるので銃の後遺症というのは良い そういう複線でありますように
”頭が痛い”演技は島津さんの方がゆかなさんより痛そうだ)

演出・キャラクター新作画
当時この話数ぐらいからニュータイプ描写がたくさん出て来た。
まさに色々感じるのである。”何だこの感覚、この感じ”
なんとステファニー・ルオにまで感じていた(これは、いまだに意味不明)。

またパソコン、計器類は空想だが、なかなか標準的でよかった。

「どう変わっているか」
あまり変わっていない。 電波系描写は少なくなった。

PCが出てくる。しっかりVGA端子まである。こういうのは風化が早いので
抑えて欲しい。標準的でありつつ未来のPCを出して欲しかった。
(ありえるのは旧世紀の古いPCを使っているのはセキュリティ上意味があるなど
伝書鳩を使うようなレベル)

今回は新作画と旧作画の差は目立ちにくかった。
北爪氏は目が横に長いので、好みが分かれるが
絵のまとまりは良いですね。

新作画は鼻の線が気になった。

モビルスーツ・戦闘画面
当時はランチャー系や初代トランスフォーマー大流行の時で
対抗して変形モビルスーツ多数、ランチャー多数である。
また
まったく当たらないビーム。弱そうなビーム。
さらに小さく見えるモビルスーツであった。

「どう変わっているか」
迫力がある。しかし第一部程ではない。 完全新作レイアウト場面が少なく燃えるライバルが いないからだ。 それはサイコガンダム、ドゴスギアなのだが…。 描写がいまいちである。 また、引いた画面(全景と配置の説明)と アップのギミック詳細描写の説妙な対比が無いからだろう。 これでは模型も売れないよ…。

問題点:
・ドゴスギア、サイコガンダム描写がいまいち。

・砲撃を相手艦まで追いかけるような描写が欲しかった。

・ブライトの弾幕描写が無いのは良くない。

・ZガンダムはTV版のように回転しながら変形するほうが格好良いと思う。

・変形の新作画が少ない
(変形は初代トランスフォーマーのようにさりげなくの方が
格好いい)

・引いた全景と配置説明の画面と
詳細ギミック説明画面の数量バランスが悪い。
(アップが多すぎ)

声優陣

今回の騒動
フォウ(ゆかな)は、まあまあ。
頭が痛い表現は恋の痛み程度だった。
今回は前向きのフォウのようなので、こんな物か。

サラ(池脇)は、声優声ではない。
何か籠った声で聞こえにくいし表現力は、あまりよろしくない。
(例;カツを騙すのとシンタ、クムを騙す表現が同じである)

少し不快に感じたのが
ファである。
笑う時があるのだが笑い声が何か小動物のようで
人間離れしており気持ち悪かった。


総評

全体的に良くない。
映画なのだから盛り上がりが欲しい。
TV版を見ていない人でもなんだか分からんが凄い!という盛り上がりが欲しい。
または、説明ナレーションが欲しい。

この度の失策は
フォウ(島津)、サラ(水谷)ファンと少しのロザミアファンの呪いであろう。
頑張って欲しい。

第二部は問題が多い。
DVDは時間がかかっても声優問題や上記問題を修正した(ファンの声を聞いた)
ディレクターズカット版を付けるべきだ。(DVDなら二重音や追加特典なども十分入れられる)

第二部の老師独自の改善案は書き足りないので別記事で書く予定。

追記:Zガンダム劇場版Ⅱ「恋人たち」改善案

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「横川サスペンス」完成!

老師です。

先日から、横川商店街が製作していた映画が完成したようだ。

暇があれば鑑賞に行きたい。


yokogawa-cinema


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劇場版Zガンダムのフォウ役を島津冴子さんに戻せ

老師です。

とんでもないニュースが流れてきた。
Zガンダムのフォウ役「島津冴子」さんの降板が不明瞭なことが分かった。

詳しくは↓
劇場版Zガンダムのフォウ役を島津冴子さんに戻せ

これは許せない!こんなことだから日本映画は二流になるのである。
製品品質だけではなく島津さん個人も、かわいそうだ。

老師も製作会社には抗議文を送る予定である。

会社の誠意ある正式な回答を望む。
情報が即広まるネット時代このような対応を放置して許されるはずがない。
説明責任を果たす必要がある。

実は初代ガンダムから製作会社側のファンを大事にしない
オリジナルより品質を下げる稚拙さ(改悪)が出ている。
先日NHKで初代ガンダムの再放送があったがこれはオリジナルで良かった。

初代ガンダム第二部「哀戦士」のBGMがDVD版で変更されていたこと
ランバラルの声が違うことで批判があったように
本当に儲ける術を放棄しているのではという行動は
無能としか言いようがない。

この変な経緯では結果は今回Zガンダムも改悪ではないだろうか!
(スターウォーズで第二部の象徴的な音楽が変わっていたり
 声が変わっていたら誰だって文句を言うだろう同じことだ。
加えて経緯が悪ければなおさらだ。
この点スターウォーズの製作会社は非常に神経を使っている。)


今回も同様にZガンダムというコンテンツのクオリティーを下げることにならないだろうか?
自分たちが売る製品の質を下げるのではないかと思われる行為を不明瞭に行い
保護しない会社は長くない。

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劇場版Zガンダム 第二部 恋人たち 期待文

老師です。

劇場版Zガンダム 第二部の期待文を書きたい。

「恋人たち」というまとめ方は大変良い。

第一部から推測すると15話から28話位までになる。

フォウとのロマンス
そしてブライトがミライからのビデオレターで涙する所で終わると
感動的である。

恋人達は

アムロ →ベルトーチカ (+ → += +)
ララァ →  アムロ(- → += 0)
(0=死亡)

カミーユ →フォウ (+ → -= 0)

カミーユ →ファ (+ → += +)

ブライト→ミライ (+ → += +)

サラ→ シロッコ(- → -= +)

ヘンケン→エマ (+ → += +)

ジェリド→マウアー (- → -= +)

シャア→ララァ ( - → -= +)


レコア→ シャア (- → -= +)
しかしクワトロとして拒否
(ザビ家は支持しない)

レコア→ クワトロ ( - → += 0)

レコア→シロッコ (- → -= +)


レコアは今回の映画では富野監督はカットしようと思ったらしいが
その悩みは分かる。TV版ではシャアはクワトロとして心を開かず、
レコアを満足させられなかった。
それで裏切りティターンズ シロッコへ走る。
なんとも主人公側とも思えない人である。

しかし視点を変えれば
0になるのでエゥーゴから
出なくてはならず(だから自分ではなくなってしまうと言う)
マイナスのマイナスでプラスになるティターンズへ行くという流れなら
納得できる。

レコアがシロッコに走ることで恋人になるということで対照的で
他の事例が生きてくると思われる。

上記まとまりなら納得できるのだがTV版は
後半が駆け足のせいかレコアは良く分からない
困った人になっている。

この点が映画になり多人数で視聴したとき
耐えられる構成、演出になっているか期待したい。
(第二部では触りのみとなるだろうが)

 また、期待しているのはクワトロとアムロが言い合う時、回想で
出てくる、「初代ガンダムのララアを殺してしまい波が打ち付けてくる描写」
である。
初代の映像であり、当時でも古い描写と新しい描写が重なり面白いと感じた。
また本当にあのアムロとシャアなんだと実感できた。


これが実現すればトリプルで古い映像と新しい映像が重なり
非常に面白い。


また第三部に続くので今後のこともあり、気になるのが
ミネバの扱いである。

私は既に自明だと思っていたのだが、
マニアの方の論評は違うようであるので論争を起こすかもしれないが
(ギレン風に)あえて言おう。

「本当のミネバはZZで出てくるリィナではないかということである!」

そうでなければ、セイラやシャアが
リィナをあんなに大事に保護する意味が分からない。
変に明るいZZの大きなドラマでないかと
私は思っている。「リィナの血」という回もあるくらいですから。
(つまりジュドーは偽りの兄弟。だから木星に行く。
後から出た設定で色々加えられ微妙にはなっているが・・・)


第三部というラストに向けて大事な第二部である。
(案外まとめ作業は難局であると思われる)
後半のまとめ、構成が悪い富野監督なので心配である。

すばらしいラストに向けて頑張って欲しい。

追記:
関連記事:Zガンダム劇場版第二部「恋人たち」レビュー 評価:かなり悪い

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映画Zガンダム好調 広島の場合

「劇場版 Zガンダム 星を継ぐ者」は

人気のようだ。気になるので通りかかるが、いつも満員であり
整理券も配っている様子。この前など入場制限を受けてしまった。

ついに広島の映画館(シネツイン2)では、以下のお知らせが配られてた。
上映期間延長のようだ。

夜間の上映はありがたい。これで、より観やすくなる。

cinema_z


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Zガンダム劇場版第一部「星を継ぐ者」レビュー 評価:良い

老師です。

遅ればせながらZガンダムの劇場版を見てきた。

結論は90点。良い。ほとんど穴が無い。富野監督らしくなく構成力に優れている。
監督は、この年になってやっと、弱点を克服しつつあるようである。
この当たり具合は「劇場版パトレイバー」並である。一般の方にも、お勧めである。
変な日本映画よりよっぽど良い。またハリウッドにも対抗できる。
日本人ならスターウォーズよりガンダムでしょう。
ガンダムファンには朗報!ターンAガンダム劇場版より構成は、しっかりしている。

まず既存の一般に近いZファンの為
当時の印象と比べ、何処までよく構成され、どう変わっているかレビューしたい。

印象

老師はZ世代である。当時初代ガンダムは、再放送でしか観たことは無かった。
同日の違う時間帯にZと再放送されることもあった。
初代ガンダムと比べZガンダムは
分かり易さが無く主人公や登場人物が変にイライラしており、無駄に事件を起こしている印象が強かった。

またシャアが弱くなっている印象も感じる。これは当時のよりリアルにという風潮を意識して
ドキュメンタリー風にニュータイプ能力は”さりげなく感が効く人”となっている為と思われる。

(渋い感じ、いわゆる日本人風のわびさびの世界、お茶を一杯に汲んだら「それを全部飲んだら帰ってください」という意味があるらしいが、そんなさりげないメッセージだらけ。読み解く力が要るアニメである。これはこれで良い
最近TV版はDVDでもダウンロードでも見られるので時間がある人は再認識して欲しい。)


「どう変わっているか」
2時間の構成上、分かり易くなっている。当時気づきにくい複線としてさりげなくしてある事も
オーバーに種明かしをしている。
例として、「アウドムラを即ビーム攻撃しないのは、アウドムラを手に入れたい為」とか
シャアが「ハヤト君、後方からの敵を感じるが、レーダーで認識できないか」と初代最終回シャア並の
トップスピードのニュータイプ覚醒を見せつける。
登場人物が、こうしてくれ!と言われると「はい」と比較的素直に答える(カミーユ、カツ、エマ)
等である。無駄な自己発電の事件は無い。

モビルスーツ・戦闘画面
当時、初代ガンダムと比べZガンダムは、線が細く、引いた遠景画面ばかりで
モビルスーツが小さく、おまけに動きが速くよく見えなかった印象がある。特に百式は速くて目で追えなかった。
初代と比べビームライフルの迫力が無く、ピュンピュン言っているだけで寂しく感じたものである。
また「艦隊戦、艦隊戦」とアレキサンドリアの砲撃の威力を強調する場面とかが、あるのだが
艦隊戦は期待はずれのチョロ花火のような表現しか無かったように見える。
多分 予算や技術の問題だろう。永野氏の良いデザインが生きていない。

「どう変わっているか」
ほとんどの人の評価が高いが、上記の悪い点は、ほぼ全て払拭されている。
ビームも音、作画の改良で迫力がある。Mk-2のバルカンの音は映画版の方が正解だろう。
艦隊戦もバッチリである。これなら艦隊の射軸上にいると死にそうである。
ティターンズ側の発進シーンも素晴らしい。

問題点:
・グリプスの防御隊GMのサーチをシャア搭乗リックディアスが高速で外しビーム避けるシーンは
TV版のままであり劇場では見難い。これは新作画のほうが良かった。(シャアの凄さが分かりにくい)。

・ライラとの戦闘シーンはカミーユの動作とMk-2の動作がリンクしていないので変な蹴りの作画は
余計のような気がする。ぱっと見、団子のような感じである(ガニ股で姿も美しくない)。

・メッサーラのビームがエウーゴ側、巡洋艦を撃沈したシーンが一瞬過ぎて分かりにくい。
 (これは、速くても良いが、速い場合は「正体不明の敵、味方艦が撃沈!」とか重なってもセリフに入れたほうが良かった。でなければもっと見易くして欲しい 分かりにくい。)

・エマ搭乗Mk-2の白旗のエアーの描写はやはり、原作どおり、たなびいている時と止まる時2度描写すべき。

(フランクリン搭乗のハイザックのじたばたアーガマに着艦するシーンはカットの方が良かった。またギャグみたいにじたばたするのではなく、火花を散らして擦るとかそういう一瞬のリアル描写の方が良いな。
そうそう。静かに雰囲気を作るシーンがTV版Zには多い。ただでさえ戦闘シーンが多い映画版では
エアーのシーンは箸休めに効果的なのに、この”じたばた新作画”は雰囲気を壊し上品さを無くす。)
追記:「宇宙空間で白旗がたなびいているよ。変だね(笑)」というレビューを良く見るが
    しっかりエアーを出して、たなびかせている。静かに2度描写していない為、
    一般の評価はこうなってしまう。
    2部以降サラがハイザックで投降する時はしっかり描写して欲しい。
   
-プラスアルファの今後の期待-
・やはり、ブライトご自慢の弾幕描写が欲しい。(これも今までのガンダムでは線香花火みたいな描写しかない)

話の構成
「アムロ再び」までは
あの時は本当に壮大な、ドキュメンタリーのようなSFミリタリー映画と言う印象だった。

なにか現実の一場面を切り取ったような印象を受けた。話の全体像も分かりにくかった。
またとにかく、カミーユが悲惨で、殴る、殴られるシーンが多く殺伐としておりビックリした。
エマさんは、とにかく平手打ちをよくしていた。

またアムロが、なかなか出てこず、シャアは出てきても情けないのでイライラしたのを
覚えている。

「どう変わっているか」
前半の物語「アムロ再び」までを構成した物である。
カミーユは既に捕まっている所から始まる。前半は、すこしセリフが説明調なのは気になる。

(これは前半の木星のCGに”初代ガンダムのOPのような”説明アニメを挿入する事で少し軽減できたのではないか?ちなみに前半のCGは少し安っぽい。TV版のOP”ジオン兵の亡骸が木星を漂う”を明るくCG化したものだ。)

フランクリンとヒルダはTV版では別々に死ぬのだが、映画版は同時に死ぬようになっている。
しかし安心して欲しい。この構成力は見事である。全く違和感が無い。別の人の手が入ったのでは?
というくらい富野氏の構成力が上がっている。本当に自分で構成したのなら凄い成長である。

「大尉にお尻を触られていたの」というレコアとシャアの会話は別にアダルトではない。
安心して観ていられる。映画的演出であり、会場で笑いが上がるように考慮されている。

30バンチ事件も分かり易く、エマとレコアの会話とノートパソコンの映像で表現している。
(HDDのアクセス音は懲りすぎ、意味が無いと思う 映画だと気になり画面に集中できない)

ロザミアとブランは同時に矢継ぎ早に攻撃してくる。これも見事に構成されている。

アムロの決意までは、スピーディーでこの構成では心に火が残っている印象だ。

マニアックなMSV群が出るジャブローは良い絵を選んでおりツボを押さえている。

最後のアムロ突撃シーンもTV版では迫力不足で当時でも、「あんなのでMSが落ちるの?」と
思ったものだが、これなら納得だ。ハリウッドに負けないぞ。

殴る殴られるシーンはあまり無い。ティターンズ側はあり。
(味方側の暴力は、みんなで見る映画だと引いちゃいます止めて良かった、正解。)

問題点:
ほとんどないが

・ジェリドがジープで去った後、ハイザックで出撃するシーンがカットなので
映画単体で観た場合ジェリドの行動が謎になってしまう。
 ここは気になる。TV版でも展開が遅いので謎のシーンだが
私なら「ハイザックが整備不良で出られなくてジェリドが悔しがるシーン」を入れる。

・ジェリドがライラを師匠と認める動機付けは、やや弱い。ライラのアドバイスと
利点を実感するシーンが欲しい。

演出・キャラクター新作画
当時はリアル路線を追求していたのか、アニメ的演出は控えめである。
スピード感もコマを飛ばしたような物が多く見にくかった。

実写のような演出もあった。
(シャアがMk-2の上に乗ったアムロをモニターで観ると光の具合で見にくい為
コックピットを開けて肉眼で見る等)

またTV版後期のOPアニメは美しく当時としては目が洗われるようであった。このクオリティで
全編して欲しいと思ったものである。目がキラキラ光るシロッコのシーン、飛び出すハイザックの顔。
シャアとカミーユがすれ違うシーンが好きである。

「どう変わったか」
細かいモビルスーツの排気の煙、火花などCGで加えられている(0083のようだ)。
スケール感を出す。人が逃げる演出シーンも優先的に採録している。

新作画で積極的に補給シーンを表現していたのはミリタリー要素の強いZではツボを
押さえており良かった。

シャア、アムロの遭遇シーンでのシャアがコックピットから乗り出すシーンは
ドキュメンタリーではなく映画になっていた。
賛否は分かれるが映画なので、私は可である。

キャラクター新作画は恩田氏である。
しかし、癖(キャラや動きに独特の揺れ、顔の作画に影がある、丸顔、マクベのように
青白い)
があるので顔が安彦氏のオリジナルデザインからは大きく外れる事もあり
好みが分かれると思う。(実現したが癖がある。)

「全編あの丸い顔で進むのかと思ったが昔の絵が出てきて安心した」と
見に来ていた女性が語っていたが本当にそう思う。
ちなみに私は古い絵柄のエマさんのほうが良い。

デジタル処理でゴミや色あせも取れ古い絵も鑑賞に耐える。岡本太郎が言っていたが表現は稚拙でも
力がある勢いがある作画は魂がある是非見て欲しい。これはこれで良い絵である。
小手先は練習すればうまくなるものである。
世の中は、器用な絵だけではないことを最近のアニメーターは参考にして欲しい。

声優陣
当時は初代の声優をそのまま使い豪華だった。
また、古参は居ないがロボットアニメでは有名な
実力派声優もそろっていた。新人もよく起用していた。

「どう変わったか」
一部、声優が変更になった。

カミーユはまったく問題ない。(丸尾君で頑張っていたので衰えていない)
シャアの声はやはり年寄りっぽくなっている。
(しかし、古い録音の物も転用されており、声優のパワーダウンは
防止できている。追記:新録音らしい)
レコアはピンと跳ね回る声が無いので、おばさん風になっているが
(古い録音で補完できている。追記:新録音らしい)今後出るかもしれない「私は女よ。だからここに居る」は
前の録音の方がよいかもしれない。

各所で言われているアポリー、ファはあまり違和感は無かった。

ハヤトは普通そうで力んだ時は特徴的に揺れる声なので違和感がある。
(TV版は普通のおじさん風だが凄みがある。このままでは普通のおじさんである
怒った時などの力んだ時の声が今後どこまで再現できるかである)

今回最も変なのはシロッコである。同じ声優だが
ハリオ艦長との会話は、声が低く
まるで別人である(本当に悪人風なのでこれで良いか・・・少し残念)。


総評
上記を見ると全般的に指摘点は多そうだが、今までの富野映画と比べれば雲泥の差である。
TV版では良くても映画では力が発揮できない富野氏の短くまとめる構成力の無さは
大分改善した。

同じようにエンターテイメントを追求したと言う「逆襲のシャア」と
比べても成長の跡が見える。今まで富野映画は最近の日本映画にも劣る
構成力の弱点から通好みであったが一般人も鑑賞に耐えるよう底上げできたのは良い事だ。

脚本が悪い日本映画は本当に多いが、Zの劇場版は最近の駄目日本映画の平均は超えている。
弱点を長所に変えれば第二部、第三部は期待できる。

日本など
ちっちゃな市場は越えてスターウォーズを越えよう!
大御所にはもう一踏ん張りして欲しい。

おまけ
第一部終了後、第二部の予告があるのだが、フォウが静止画から少し動く。
ダイジェストもツボを押さえており良い。
皆喜んでいた。これだけで涙ぐんでいる人も・・・。(第二部の期待文は後ほど書く予定)
期待が高まる。レビューを参考にスタッフの人は頑張って欲しい。

クレジットからGAINAXが噛んでいる様だが、
変なラストにならない事を望みたい。頼みますよ。

追記:読者の指摘通り、間違いを修正。

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