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2005年8月 5日 (金)

第一章 話の作り方 イベント表

system

話の作り方

まずシステムにキーワードを入れて決めます。

そしてシステム通り分割すると自然と

話の構造化がなされます。

story

「story.pdf」をダウンロード
(例は”桃太郎”の冒頭部分から)
分割の基準ですが、「一般的」か、「固有的」かという基準によって成り立ちます。
上方が「固有的」、下辺が「一般的」ということになります。


固有と一般的はどのように分けたらよいのでしょう。
区別はありません。恣意的です。しかしそれで良いのです。これがsystemの懐の深さです。


そして左右どちらか片方に「テーマ」を決めます。
例では、「歴史」となります。

加えて左右の反対側に「テーマ」を展開するにあたり「テーマを固定するもの」を決めます。
例では「位置」となります。


自由に決めた上辺下辺からテーマと固定するものから
さらに話しを作ることが可能です。


その話しがどのような背景で成り立ったのか。こういう疑問に答えてくれます。
そう世界は、つながっているのです。

どんどん分割し、パーティーにあったレベルの話をあてがう事も可能です。
もちろん少し背伸びをして難しいクエストをパーティーが選択出来るようにしても良いでしょう。

簡単な話が実は大きな話に繋がっている。考えただけでうれしいではないですか。
Gmもシナリオ不足に陥ることもなくなります。

どのように進めたらよいでしょう。

event

「event.pdf」をダウンロード

イベント表
それは分解した話をシートに書いていくだけです。括弧内が一般的、下線内が固有的です。
これを分解し、それぞれのプレイヤーに配り概要をつかんでもらいます。


またはイベント毎に配ってもかまいません。

これは採用するシステムによります。よりドラマ指向なら前もって配る率が高くなります。
よりアクション指向ならセクション毎に配ります。(この場合、当然複雑な物は瞬時にアクションが起こせないので駄目です)

Storyex

「story-ex.pdf」をダウンロード
また、物語は通常、分解するたび高いレベルから低いレベルへと変わります。

関連:「桃太郎」手順2:system分解をする 例:物語分解分析法

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コメント

にゃあ様

まず、コメントありがとうございます。

まだ残りを
UPしておりませんので不足は多いと思います。

物語を分解する方法はシナリオ作成だけではなく
シナリオ進行、今後のキャンペーンの進行にも役立ちます。

状況をゲーム的に柔軟に説明出来ていないことは
大いに質と関係があると私は思っています。

システム、systemとしたのは商標の関係です。
どうぞ良い名前をユーザー様、それぞれで考えてください。

場カードは、当然ながら「シーン」にもなり「地形」にも
なります。
涙が落ちる瞬間から銀河系までというのがコンセプトです。
場が色々変わるのがTRPGの良いところだと思います。


例については作成中です。
お許しください。

今後ともご意見、ご要望をお待ちしております。

まず、このシステムの根本になるものですから慎重に公開している次第です。
今後、大胆に行っていきますのでしばし、お待ちください。
(RSS登録等していただければUPした時、分かりますよ)

投稿: 金色老子 | 2006年1月21日 (土) 14時40分

初めまして。
systemについて拝見させていただきました。
手がけるに当ってのTRPG界についての不安は同感です。私も頑張りたいと思います。

systemの内容については、不足が多いと思います。

キーワードを分類していくことで世界観を分析できるのは、面白い発想だと思いました。
ですが、実際にプレイに役立つものではないと思います。これを見て役に立つのはゲームマスターがシナリオを書くときだけではないでしょうか?
状況説明において、カードを提示するのは便利でしょうが、それは従来のRPGに一工夫程度のもので、危惧されている『TRPGの質』には無関係でしょう。
用語についても誤解を招くようなものが多いです。
system…システムを英語にしただけ。文字でなく会話で言うと、『システム』『system』どちらなのかわからない。なにかカッコイイ名前を付けてあげてはいかがでしょうか?
場カード…カードゲームやボードゲームにおいて、カードや駒等を置く場所を『場』と言います。このままでは『場に置かれた「場カード」を~』という分かりにくい表現になってしまいます。
「場カード」ではなく「シーンカード」とか「地形カード」というのがいいのではないかと思います。

ゲームシステムの内容ばかりを記述するのではなく、TRPGのこんな場面で「もしこのsystemだったら、こんな風に便利」とか、「こんな状況にならないようにしたい」、とか細かな例を挙げていくのもいいかなと思います。
そうすれば、ゲームシステムの完成までに何が必要なのか分かりやすくなり、読者も意見を出しやすいと思います。
応援しています。これからも頑張ってください。

投稿: にゃあ | 2006年1月18日 (水) 18時11分

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