「TRPGの構造欠陥」 空気=”合理的に”非効率で不正な結論に導かれる問題
老師です。
Togetter はTwitter上の内容をまとめられて便利だ。
早速まとめてみた。
よく言われる「空気」についてである。
Harvard Business Review (ハーバード・ビジネス・レビュー) 2011年 01月号 [雑誌] 日本軍戦略なき組織 検証 失敗の本質
「空気」について論理的に書かれている。
P80より:昇進制度に忠実な他律的エリートたちが育成され、実権を握っていった。彼らは、前例主義を踏襲し、既定路線を走ることにのみ汲々とし、けっしてみずからの意志と責任の下に行動することはなかった。こういう他律的エリートが統率する組織では、メンバーは容易に取引コストを計算し、合理的計算の下に全員一致で「空気」を読み取ることになる。そして、”合理的に”非効率で不正な結論に導かれることになる。
そう”合理的に”非効率で不正な結論がやってくる。
日本人が「空気」とか言い始めると、ろくなことがない。
TRPG上でも同様だ。注意していきたい。
私は現状、排除されている人が、効率的で公正な人がほとんどだと思います。
2011/01/09追記:論文著者のBlog「空気を取引コスト理論で分析 DHBRでの論文 」にて言及頂いた。ネットならではで面白いことだ。良い流れにしていきたい。
DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー編集部によるブログ(http://www.dhbr.net/blog/articles/1532/)の「空気による意思決定が失敗を招くそのメカニズム」(記事が消えたのでInternet Archaive内から)も良い概要になっている。一読をお勧めする。
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