世界観「猿」2
これは良くない例だが
もっと吟遊風にプレイヤーの決めた呼び名をGMが面白いから(個人的な思考)で変えたり、キャラクター同士のやり取りや結末まで全て決めるとこうなる。
こういう独裁的なGMの所業が受け入れられるかどうかは、セッション中に自動的に決められる。
基盤システムのsystemの安全性が発揮される事が分かるだろう。
独裁律令に慣れたGMは注意しマスタリングの姿勢を改めて欲しい。
世界観「猿」2
0.プレイヤー猿を決めてもらう
1.プレイヤー猿が活躍する短い話をGMが作る
2.これをGMがsystem分解する
3.GMがイベント表にする
4.行動ポイントと障害ポイントを割り振る
5.開示率を決める
6.プレイする
以上である。
例:
0.猿と付けば何でもいい
プレイヤー1:マラソン猿
プレイヤー2:サラリーマン猿
プレイヤー3:野生の猿
プレイヤー4:大王猿
1.マラソン猿が道をジョギングしていると
サラリーマン猿が失敬だなと言う。
すると山の猿が参戦しウキーと叫ぶ。
最後に大王猿が天から降りてきて全てを滅亡させる。
例えばこういうストーリーを作る
2.登場キャラクターが即ストーリーなので
全てLV10になる system分解する
<プレイヤー1>
ジョギングしていると-------------マラソン
道をジョギングしていると-| <<<<<<<<<<<|-マラソン猿が
(短い)道を-----------猿が【長い】
<プレイヤー2>
失敬だなと-------------サラリーマン
失敬だなと言う-| <<<<<<<<<<<|-サラリーマン猿が
(規制)言う-----------猿が【野生】
<プレイヤー3>
参戦し-------------すると山の
参戦しウキーと叫ぶ-| <<<<<<<<<<<|-すると山の猿が
(活性化)ウキーと叫ぶ-----------猿が【動物】
<プレイヤー4>
天から降りてきて-------------最後に大王
天から降りてきて全てを滅亡させる-| <<<<<<<<<<<|-最後に大王猿が
(否定)全てを滅亡させる-----------猿が【生き物】
3.イベント表にする
<プレイヤー1>
(マラソン猿が)マラソン準備から練習へ
(家を出る)柔軟体操しながら
(道を)ゆったり良いペースで走る
(道を)ジョギングする<<追加
(マラソン猿が)サラリーマン猿にぶつかる<<追加
<プレイヤー2>
(サラリーマン猿が)ネクタイを絞める
(サラリーマン猿が)私は猿リーマンだと言う<<追加
(新聞を)読み始める
(言う)標準語に近づく
(サラリーマン猿)が失敬だなと言う<<追加
<プレイヤー3>
(山の猿が)動物らしい行動をする
(野性がうずき)うなる
(気分を高める)あらゆるものを破壊する
(参戦して)ウキーと叫ぶ <<追加
<プレイヤー4>
(大王猿が)天で大音響とともに目覚める
(天から)見下ろし奇跡を起こす
(天と地面の間で)天変地異を起こす
(大王猿が)天から降りて全てを滅亡させる<<追加
4.行動ポイントLV10:1000×4=4000
と障害ポイント4000割り振る
<プレイヤー1>行動ポイント1000
障害100(マラソン猿が)マラソン準備から練習へ
障害50(家を出る)柔軟体操しながら
障害50(道を)ゆったり良いペースで走る
障害400(道を)ジョギングする
障害400(マラソン猿が)サラリーマン猿にぶつかる
<プレイヤー2>行動ポイント1000
障害200(サラリーマン猿が)ネクタイを絞める
障害400(サラリーマン猿が)私は猿リーマンだと言う
障害50(新聞を)読み始める
障害50(言う)標準語に近づく
障害300(サラリーマン猿)が失敬だなと言う
<プレイヤー3>行動ポイント1000
障害300(山の猿が)動物らしい行動をする
障害100(野性がうずき)うなる
障害100(気分を高める)あらゆるものを破壊する
障害500(参戦して)ウキーと叫ぶ
<プレイヤー4>行動ポイント1000
障害50(大王猿が)天で大音響とともに目覚める
障害50(天から)見下ろし奇跡を起こす
障害300(天と地面の間で)天変地異を起こす
障害600(大王猿が)天から降りて全てを滅亡させる
5.今回は開示率66%にする
<プレイヤー1>行動ポイント1000
開示 障害100(マラソン猿が)マラソン準備から練習へ
開示 障害50(家を出る)柔軟体操しながら
非開示 障害50(道を)ゆったり良いペースで走る
非開示 障害400(道を)ジョギングする
開示 障害400(マラソン猿が)サラリーマン猿にぶつかる
<プレイヤー2>行動ポイント1000
開示 障害200(サラリーマン猿が)ネクタイを絞める
非開示 障害400(サラリーマン猿が)私は猿リーマンだと言う
非開示 障害50(新聞を)読み始める
開示 障害50(言う)標準語に近づく
開示 障害300(サラリーマン猿)が失敬だなと言う
<プレイヤー3>行動ポイント1000
開示 障害300(山の猿が)動物らしい行動をする
開示 障害100(野性がうずき)うなる
非開示 障害100(気分を高める)あらゆるものを破壊する
開示 障害500(参戦して)ウキーと叫ぶ
<プレイヤー4>行動ポイント1000
非開示 障害50(大王猿が)天で大音響とともに目覚める
開示 障害50(天から)見下ろし奇跡を起こす
開示 障害300(天と地面の間で)天変地異を起こす
開示 障害600(大王猿が)天から降りて全てを滅亡させる
6.開示のものはプレイヤーに渡し
非開示はGMが保持
イベント表:
即興性33パーセント
作家性66パーセント
GMは順番通りシナリオ進行する(消化したイベント表を順番どおり並べていったり
大きめの紙に張って行くなどすると良い)。
開示はプレイヤーが出す順番を説明
非開示はGMが適切なシナリオの順番で出す。
プレイヤーは自分の変えたいイベント表があれば
行動ポイントを使い1ポイント以上障害ポイントを超えれば()以外を書き変えることができる。
多く行動ポイント使った場合、クリティカルが起きたと称したり
バナナを食べたと称してもいい。
判定:
即興性100パーセント
作家性0パーセント
猿は色々な類人猿を称してよい。
Let's猿!
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