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2019年3月 2日 (土)

世界観「そして鳥になる」

最終的に鳥になる悲劇的な「そして鳥になる」TRPG

system同様「そして鳥になる」はGPLv2もしくはそれ以降及びGFDLを採用しています。
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Birdperson

0.最終的に人が鳥になる悲劇的な話をGMが作る

1.その中でプレイヤーがPCを決めてもらう

2.これをGMがsystem分解する

3.GMがイベント表にする

4.行動ポイントと障害ポイントを割り振る

5.開示率は100パーセントにする

6.プレイする

7.後日談発表と宣言

以上である。


0.
キャラクターはある神殿のような建物に集められて、ある人に告げられる。
白い建物内だった。
「人間は鳥なんだ」「君たちはいずれ鳥になる」そう告げられる。
中性的な声だった。
ある者は彼女を知っていた。幼馴染であった。久しぶりに会った彼女を追ってビル街を彷徨っている
うちにこの場所にたどり着いた。
ある者は研究者で研究室でレポートに追われ、徹夜をして気づいたらこの場所にいた。
ある者は彼を知っていた。悲しい別れをした恋人だった。
ある者は兵士で戦場にいた。いつものように補給陣地に戻る途中、鳥を見た瞬間にこの場所にいた。

その後、皆”鳥になった”。

1.
<プレイヤー1>幼馴染
<プレイヤー2>研究者
<プレイヤー3>恋人
<プレイヤー4>兵士

2.
<プレイヤー1>
幼馴染は鳥になった
  なった-------------は
鳥になった-| <<<<<<<<<<<|-幼馴染は
(動物)鳥に-----------幼馴染【懐かしい】

<プレイヤー2>
研究者は鳥になった
  なった-------------は
鳥になった-| <<<<<<<<<<<|-研究者は
(動物)鳥に-----------研究者【気難しい】

<プレイヤー3>
恋人は鳥になった
  なった-------------は
鳥になった-| <<<<<<<<<<<|-恋人は
(動物)鳥に-----------恋人【愛おしい】

<プレイヤー4>
兵士は鳥になった
  なった-------------は
鳥になった-| <<<<<<<<<<<|-兵士は
(動物)鳥に-----------兵士【無骨な】

3.
<プレイヤー1>
(幼馴染に)ある人が見える
(幼馴染に)どうしてここにいるんだと叫ぶ
(幼馴染に)君はなぜ答えてくれない
(幼馴染は)やはり君だったんだと言う
(鳥になる)そして鳥になる


<プレイヤー2>
(研究者は)これは夢だと思う
(研究者は)何かの間違いと分析を始める
(研究者は)すべての希望的可能性が打ち砕かれる
(研究者は)違う違うすべて違う
(研究者は)研究室に突然戻っている
(研究者は)他の研究員に見られて
(鳥になる)そして鳥になる


<プレイヤー3>
(恋人に)ある人が見える
(恋人に)こんな悲しい思いを告げる
(恋人に)こんなに好きだったのに!
(恋人に)昔の話を始める
(恋人に)恋人に抱きしめてもらう夢を見る
(鳥になる)そして鳥になる

<プレイヤー4>
(兵士は)戦場はどこか聞く
(兵士は)ある人を倒そうと奮闘する
(兵士は)武器で抵抗するが効かない
(兵士は)脱出ルートを探す
(兵士は)ぼんやり補給陣地が見える
(兵士は)遠くに家族の姿が見える
(鳥になる)そして鳥になる

4.行動ポイントLV10:1000×4=4000
と障害ポイント4000割り振る
だたし最後の(鳥になる)はどの障害より多い必要がある。

<プレイヤー1>行動ポイント1000
障害200(幼馴染に)ある人が見える
障害50(幼馴染に)どうしてここにいるんだと叫ぶ
障害100(幼馴染に)君はなぜ答えてくれない
障害250(幼馴染は)やはり君だったんだと言う
障害400(鳥になる)そして鳥になる


<プレイヤー2>行動ポイント1000
障害100(研究者は)これは夢だと思う
障害100(研究者は)何かの間違いと分析を始める
障害200(研究者は)すべての希望的可能性が打ち砕かれる
障害50(研究者は)違う違うすべて違う
障害200(研究者は)研究室に突然戻っている
障害50(研究者は)他の研究員に見られて
障害300(鳥になる)そして鳥になる


<プレイヤー3>行動ポイント1000
障害50(恋人に)ある人が見える
障害300(恋人に)こんな悲しい思いを告げる
障害200(恋人に)こんなに好きだったのに!
障害50(恋人に)昔の話を始める
障害50(恋人に)恋人に抱きしめてもらう夢を見る
障害350(鳥になる)そして鳥になる


<プレイヤー4>行動ポイント1000
障害50(兵士は)戦場はどこか聞く
障害200(兵士は)ある人を倒そうと奮闘する
障害50(兵士は)武器で抵抗するが効かない
障害50(兵士は)脱出ルートを探す
障害150(兵士は)ぼんやり補給陣地が見える
障害200(兵士は)遠くに家族の姿が見える
障害300(鳥になる)そして鳥になる


5.

<プレイヤー1>行動ポイント1000
開示 障害200(幼馴染に)ある人が見える
開示 障害50(幼馴染に)どうしてここにいるんだと叫ぶ
開示 障害100(幼馴染に)君はなぜ答えてくれない
開示 障害250(幼馴染は)やはり君だったんだと言う
開示 障害400(鳥になる)そして鳥になる


<プレイヤー2>行動ポイント1000
開示 障害100(研究者は)これは夢だと思う
開示 障害100(研究者は)何かの間違いと分析を始める
開示 障害200(研究者は)すべての希望的可能性が打ち砕かれる
開示 障害50(研究者は)違う違うすべて違う
開示 障害200(研究者は)研究室に突然戻っている
開示 障害50(研究者は)他の研究員に見られて
開示 障害300(鳥になる)そして鳥になる


<プレイヤー3>行動ポイント1000
開示 障害50(恋人に)ある人が見える
開示 障害300(恋人に)こんな悲しい思いを告げる
開示 障害200(恋人に)こんなに好きだったのに!
開示 障害50(恋人に)昔の話を始める
開示 障害50(恋人に)恋人に抱きしめてもらう夢を見る
開示 障害350(鳥になる)そして鳥になる


<プレイヤー4>行動ポイント1000
開示 障害50(兵士は)戦場はどこか聞く
開示 障害200(兵士は)ある人を倒そうと奮闘する
開示 障害50(兵士は)武器で抵抗するが効かない
開示 障害50(兵士は)脱出ルートを探す
開示 障害150(兵士は)ぼんやり補給陣地が見える
開示 障害200(兵士は)遠くに家族の姿が見える
開示 障害300(鳥になる)そして鳥になる


6.
すべて開示なのですべてのイベント表をプレイヤーに渡す

イベント表:
即興性0パーセント
作家性100パーセント

GMは順番通りシナリオ進行する(消化したイベント表を順番どおり並べていったり
大きめの紙に張って行くなどすると良い)。

開示はプレイヤーがイベント表を出す順番を説明(概ね時計回りなど)

プレイヤーは自分の変えたいイベント表があれば
行動ポイントを使い1ポイント以上障害ポイントを超えれば()以外を書き変えることができる。


多く行動ポイント使った場合、重大な事が起こったとしてもよい
新たな登場人物をプレイヤー側から追加しても良い。

その後一度すべてのイベント表をGMは回収し再度イベント表を出す順番を決める。

プレイヤーの異議がなくなるまで続ける。

プレイする。


判定:
即興性0パーセント
作家性100パーセント

体などのカテゴリーは無いので
イベント表で起こったことが、そのまま判定結果のストーリーとなります。
銃で撃たれて何故か無傷なら無傷。
恋で相手を倒せば倒される。
ただし鳥になる悲劇に向かうことが前提であること。


7.
行動ポイントが残ったプレイヤーはシステム分解で後日談を作る権利がある。
(GMが集めて発表すること)
一番行動ポイントが残ったプレイヤーは
最後に”そして皆鳥になった”と宣言する権利を得る。
(プレイヤーに行動ポイントが全く無ければGMが宣言)

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