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2020年3月 5日 (木)

世界観「規格外」

「規格外」な人々が活躍するTRPG
system同様「規格外」はGPLv2もしくはそれ以降及びGFDLを採用しています。
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Nonstandard

0.規格内の単純な世界観、ストーリーをGMが作る

1.プレイヤーはその規格から外れた規格外なPCを作成する

2.GMがsystem分解する

3.GMがイベント表にする

4.行動ポイントと障害ポイントを割り振る

5.開示率を決める

6.プレイする

7.繰り返しプレイし、規格外を規格化していく

 

0.

冒険者;例

勇者;選ばれた人、世界を救う、カリスマ、圧倒的な力

魔法使い;賢者、深い知識、強力な魔法

騎士;忠誠、素晴らしい剣技、

神官;深い信仰、神の加護、良識

 

冒険者は依頼を受けてゴブリンを倒す

 

1.

規格外冒険者;例

勇者;すべてを一撃で倒す仲間不要勇者、未来を知っている一般人、とんでもない悪人、実は魔王、無力な人

魔法使い;世界を滅ぼす魔法使い、魔法を使うと死ぬ魔法使い、知識なし

騎士;騎士道に外れた騎士、剣技が無い騎士、領土を守らない騎士、忠誠を誓わない騎士、勇者より強すぎる騎士

神官;神そのもの、外道神官、良識にかけている、神から見放されている

など

とにかく、前記0の規格内から外れていること、強力すぎて外れるか持ち合わしていないなどの形など考えられる

(従来の既存システムでは成し得なかった異様な作家的なものでもOK パロディ的なものでもシステム的に耐えうる)

プレイヤー1;すべてを一撃で倒す仲間不要勇者

プレイヤー2;魔法を使うと死ぬ魔法使い

プレイヤー3;忠誠を誓わない騎士

プレイヤー4;神から見放されている神官

 

2.

冒険者は依頼を受けてゴブリンを倒す

物語にキャラクターを混ぜる

すべてを一撃で倒す仲間不要勇者は依頼を受けてゴブリンをソロで倒そうとする。

パーティーは組むものだ、ちょうど私は魔法と使うと死ぬので良いだろう

強引にパーティに入る魔法使い。忠誠を誓わないことを誓う面倒くさい騎士も加わる。

途中で神から見放された神官も拾う。

パーティからの

足手まといの邪魔を受けながら、勇者が結局一人で、

すべてのゴブリンと一撃で倒す。(ここまでは一本道で構わない)

 

3.登場キャラクターが即ストーリーなので
全てLV10になる system分解する

<プレイヤー1>
依頼を受けてゴブリンを-------------仲間不要勇者は

依頼を受けてゴブリンをソロで倒そうとする-| <<<<<<<<<<<|-すべてを一撃で倒す仲間不要勇者は


(独占)ソロで倒そうとする------------すべてを一撃で倒す【巨大な力】

 

<プレイヤー2>

魔法使い-------------パーティーは組むものだ


強引にパーティに入る魔法使い -| <<<<<<<<<<<|-パーティーは組むものだ、

ちょうど私は魔法と使うと死ぬので良いだろう


(強引)強引にパーティに入る------ちょうど私は魔法と使うと死ぬので良いだろう【自己中心】

 

<プレイヤー3>
    誓う-------------加わる

忠誠を誓わないことを誓う-| <<<<<<<<<<<|-面倒くさい騎士も加わる


(偏屈)忠誠を誓わないことを-----------面倒くさい騎士も【面倒】


<プレイヤー4>
途中で神から-------------神官も

途中で神から見放された -| <<<<<<<<<<<|-神官も拾う

(救済)見放された-----------拾う【放逸】

 

3−1.

<プレイヤー1>

(勇者は)ゴブリン退治の依頼を受ける
(勇者は )よし簡単だ倒しに行くぞと行く
(勇者は )お前たちは邪魔だ
(勇者は )ついてこいよ
(勇者は )ゴブリン全てを一撃で倒す

<プレイヤー2>

(魔法使いは)やあ、なんかかっこいい人がいるね
(魔法使いは )何を隠そう魔法を使うと死ぬんだと言う
(魔法使いは )頼むからついて行かせてくれ
(魔法使いは )もう死んでやると自暴自棄になる
(魔法使いは )ゴブリンは生きるべきだと熱弁を振るう

<プレイヤー3>

(騎士は)パーティーに加わるから
(騎士は )君には忠誠を誓わない
(騎士は )誰にも忠誠は誓わない
(騎士は )馬にも乗らない
(騎士は )ゴブリンは私が倒すと意気込む

<プレイヤー4>

(神官は)私神に見捨てられたんです
(神官は )ああああああと言う
(神官は )ありがとうございます
(神官は)神よ神よ神よと言う
(神官は )ゴブリンは神に捧げましょう

 

4.

行動ポイントLV10:1000×4=4000
と障害ポイント4000割り振る

<プレイヤー1>行動ポイント1000

障害 500(勇者は)ゴブリン退治の依頼を受ける
障害 250(勇者は )よし簡単だ倒しに行くぞと行く
障害 50(勇者は )お前たちは邪魔だ
障害 100(勇者は )ついてこいよ
障害 100(勇者は )ゴブリン全てを一撃で倒す

 

<プレイヤー2>行動ポイント1000

障害 200(魔法使いは)やあ、なんかかっこいい人がいるね
障害 150(魔法使いは )何を隠そう魔法を使うと死ぬんだと言う
障害 500(魔法使いは )頼むからついて行かせてくれ
障害 50(魔法使いは )もう死んでやると自暴自棄になる
障害 100(魔法使いは )ゴブリンは生きるべきだと熱弁を振るう

 

<プレイヤー3>行動ポイント1000

障害 500(騎士は)パーティーに加わるから
障害 200(騎士は )君には忠誠を誓わない
障害 100(騎士は )誰にも忠誠は誓わない
障害 100(騎士は )馬にも乗らない
障害 100(騎士は )ゴブリンは私が倒すと意気込む

 

<プレイヤー4>行動ポイント1000

障害 500(神官は)私神に見捨てられたんです
障害 50(神官は )ああああああと言う
障害 100(神官は )ありがとうございます
障害 50(神官は)神よ神よ神よと言う
障害 300(神官は )ゴブリンは神に捧げましょう

 

5.

内容によるが

規格外はPC間の横の繋がりが大きいため

開示率は半分以上は必須。

<プレイヤー1>行動ポイント1000

開示 障害 500(勇者は)ゴブリン退治の依頼を受ける
開示 障害 250(勇者は )よし簡単だ倒しに行くぞと行く
開示 障害 50(勇者は )お前たちは邪魔だ
非開示 障害 100(勇者は )ついてこいよ
開示 障害 100(勇者は )ゴブリン全てを一撃で倒す

 

<プレイヤー2>行動ポイント1000

非開示 障害 200(魔法使いは)やあ、なんかかっこいい人がいるね
開示 障害 150(魔法使いは )何を隠そう魔法を使うと死ぬんだと言う
開示 障害 500(魔法使いは )頼むからついて行かせてくれ
開示 障害 50(魔法使いは )もう死んでやると自暴自棄になる
開示 障害 100(魔法使いは )ゴブリンは生きるべきだと熱弁を振るう

 

<プレイヤー3>行動ポイント1000

開示 障害 500(騎士は)パーティーに加わるから
非開示 障害 200(騎士は )君には忠誠を誓わない
開示 障害 100(騎士は )誰にも忠誠は誓わない
開示 障害 100(騎士は )馬にも乗らない
開示 障害 100(騎士は )ゴブリンは私が倒すと意気込む

 

<プレイヤー4>行動ポイント1000

開示 障害 500(神官は)私神に見捨てられたんです
非開示 障害 50(神官は )ああああああと言う
開示 障害 100(神官は )ありがとうございます
開示 障害 50(神官は)神よ神よ神よと言う
開示 障害 300(神官は )ゴブリンは神に捧げましょう

 

6.
開示分のイベント表をプレイヤーに渡す

イベント表:
即興性20 パーセント
作家性80 パーセント

GMは順番通りシナリオ進行する(消化したイベント表を順番どおり並べていったり
大きめの紙に張って行くなどすると良い)。

開示はプレイヤーがイベント表を出す順番を説明(概ね時計回りなど)

プレイヤーは自分の変えたいイベント表があれば
行動ポイントを使い1ポイント以上障害ポイントを超えれば()以外を書き変えることができる。

 

多く行動ポイント使った場合、重大な事が起こったとしてもよい
新たな登場人物をプレイヤー側から追加しても良い。

障害を受け入れれば障害ポイント分、行動ポイントは増えます(イベント表の内容がそのまま起こることを同意した場合)

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参考;systemへのよくある質問その10

https://togetter.com/li/333261?page=2

「物語が繋がっているか」「辻褄が合っているか」「結末まで辿り着いたか」の運用

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その後一度すべてのイベント表をGMは回収し再度イベント表を出す順番を決める。

プレイヤーの異議がなくなるまで続ける。

プレイする。

非開示は、その都度GMがシナリオ中に開示する。

使われなかったイベント表は伏線となる。


判定:
即興性20パーセント
作家性80パーセント

体などのカテゴリーは無いので
基本的にイベント表で起こったことが、そのまま判定結果のストーリーとなります。

規模が大きい攻撃や判定の場合、ランダム性を出したいなら

systemの 「第七章 行為判定、成長」 を参照の上

https://kinniro.tea-nifty.com/system/2008/04/7_1d07.html#more

 

・壊れたもの
システム4 S4

を判定に使っても良い

 

S4

結果; 

〜12まで;家レベルのものが壊れる

〜36まで;小さな町規模が壊れる

〜72まで;大きな街規模が壊れる

〜144まで;国家規模で壊れる

〜〜;惑星、星座、宇宙規模など 

7.

繰り返しセッションをしていき、規格外を規格化していく。

(この剣技や魔法を使えば結果36以上間違いなく確定!など)

今度はそれを元に、規格外を作っていく(拡大もあれば縮小、別方向への拡大縮小もあり得る)。

この繰り返しになる。

以上

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